古都税の証言 : 京都の寺院拝観をめぐる問題

書誌事項

古都税の証言 : 京都の寺院拝観をめぐる問題

京都仏教会編

丸善プラネット , 丸善出版 (発売), 2017.1

タイトル読み

コトゼイ ノ ショウゲン : キョウト ノ ジイン ハイカン オ メグル モンダイ

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注記

古都税問題・景観問題関係年表: p215-222

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

バブル景気直前の昭和の終わり、京都市は有名寺院の拝観者に課税する古都税の実施を試みた。清水寺をはじめとする対象寺院は京都仏教会に結集し、憲法の信教自由規定を根拠に、拝観者に対して門を閉すなどの古都税反対運動を展開した。それから約三〇年が経過した今、関係者の貴重な証言を集めて古都税問題を総括する。

目次

  • 第1部 古都税問題・景観問題の経緯(古都税問題;景観問題)
  • 第2部 関係者インタビュー(奥野康夫氏(元京都市助役);高木壽一氏(元京都市副市長);桝本頼兼氏(前京都市長);瀬川恒彦氏(元朝日新聞記者);西山正彦氏(旧「三協西山」元社長);田中博武氏(清水寺門前会会長);鵜飼泉道師(元京都仏教会事務局長・極楽寺住職);五十嵐隆明師(総本山永観堂禅林寺第八八世法王);大西真興師(京都仏教会理事・清水寺執事長);安井攸爾師(京都仏教会理事・蓮華寺住職);佐分宗順師(京都仏教会常務理事・臨済宗相国寺派宗務総長);有馬頼底師(京都仏教会理事長・臨済宗相国寺派管長))
  • 第3部 論考(拝観行為の宗教的意義;古都税問題の税法学的考察;古都税反対運動を再考する—歪んだ「物語」からの解放と運動の再評価に向けて)

「BOOKデータベース」 より

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