土方久功正伝 : 日本のゴーギャンと呼ばれた男
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土方久功正伝 : 日本のゴーギャンと呼ばれた男
東宣出版, 2016.12
- タイトル読み
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ヒジカタ ヒサカツ セイデン : ニホン ノ ゴーギャン ト ヨバレタ オトコ
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注記
土方久功略年譜: 巻末p1-5
内容説明・目次
内容説明
彫刻家であり詩人でもある土方久功は、ミクロネシア研究の民族誌家としても評価が高い。しかし久功の最も貴重な遺産は関東大震災の前年から死の5日前まで55年に渡って書き続けられた日記であろう。残された膨大な日記を一字一句翻刻し、久功の喜び、苦しみ、悲しみを共にする中から立ち上がってくるのは、自己に忠実に生きようとした男の清々しさであり、読む者の知的好奇心を刺激してやまないその生き方である。
目次
- 土方久功との「出会い」
- 伯父・土方久元と祖父・柴山矢八
- 幼年から青年時代へ
- 死の影
- 久功の恋(1)—南洋へ発つまで
- 憧れの南洋へ—パラオの生活
- 孤島に生きて
- 再びパラオへ—丸木俊と中島敦
- 久功の恋(2)—南洋で
- 戦時下の日本へ
- ボルネオから土田村へ
- 戦後東京の生活
- パラオ、サタワル島の人々との交流
- 栄達、名誉を求めぬ一生
「BOOKデータベース」 より