百鬼夜行 : 完本
著者
書誌事項
百鬼夜行 : 完本
(講談社ノベルス, [キF-18]-[キF-19])
講談社, 2016.9
- 陰
- 陽
- タイトル別名
-
完本百鬼夜行
- タイトル読み
-
ヒャッキ ヤコウ : カンポン
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注記
講談社1999年刊の再刊
叢書番号はジャケットによる
収録内容
- 陰: 小袖の手
- 文車妖妃
- 目目連
- 鬼一口
- 煙々羅
- 倩兮女
- 火間虫入道
- 襟立衣
- 毛倡妓
- 川赤子
- 陽: 青行灯
- 大首
- 屏風闚
- 鬼童
- 青鷺火
- 墓の火
- 青女房
- 雨女
- 蛇帯
- 目競
内容説明・目次
- 巻冊次
-
陰 ISBN 9784062990806
内容説明
揺るぎ無いはずの「日常」が乱れる時、人は心の奥に潜む「闇」と直面する。意識の底に産まれた「妖怪」が精神を喰らう。女の手を忌む教師。十糎ほどの小さな女を幻視する病気がちの女。自分を覗く視線に恐怖する職人。煙に憑かれた火消し。海を厭う私小説作家。人が出合う「恐怖」の形を多様に描き出す怪異譚—。
- 巻冊次
-
陽 ISBN 9784062990813
内容説明
日常が、安寧が、心が、人が、闇に呑まれていく—。存在せぬはずのきょうだいの影に懊悩する管財人。性欲に惑う刑事。名状しがたいうしろめたさに囚われる老婆。魚の眼に憧れる無欠の薔薇十字探偵。自己の揺らぎとともに立ち現れる「畏怖」が「怪異」へと姿を変える。妖怪小説第弐集が講談社ノベルスに初登場。
「BOOKデータベース」 より