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半自叙伝

古井由吉著

(河出文庫)

河出書房新社, 2017.2

タイトル読み

ハンジジョデン

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内容説明・目次

内容説明

見た事と見なかったはずの事との境が私にあってはとかく揺らぐ。あるいは、その境が揺らぐ時、何かを思い出しかけているような気分になる—空襲に怯え、敗戦の焼跡を走りまわった幼年期、文学との出会いと高度経済成長の時代、そして現在まで。老年と幼年、重なりゆく記憶の中に作家は何を読み、自身の創作をどう生きてきたのか。魂の往還から滲む深遠なる思考。

目次

  • 1 半自叙伝(戦災下の幼年;闇市を走る子供たち;蒼い顔;雪の下で;道から逸れて;吉と凶と;魂の緒;老年)
  • 2 創作ノート(初めの頃;駆出しの喘ぎ;やや鬱の頃;場末の風;聖の祟り;厄年の頃;秋のあはれも身につかず)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB23060636
  • ISBN
    • 9784309415130
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    215p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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