書誌事項

岩波茂雄文集

[岩波茂雄著] ; 植田康夫, 紅野謙介, 十重田裕一編

岩波書店, 2017.1-2017.3

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タイトル別名

Selected essays of Shigeo Iwanami

タイトル読み

イワナミ シゲオ ブンシュウ

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注記

1: 1898-1935年. 2: 1936-1941年. 3: 1942-1946年

月報あり

主要参考文献一覧: 1: p399-400, 2: p329-330, 3: p247-248

年譜: 3: 巻末p1-12

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784000270885

内容説明

一九一三年、神田高等女学校にて教鞭をとっていた青年は、その職を辞して神保町に古書店を開業した。岩波茂雄、三十二歳のときである。出版事業の道を歩み始めてのち、夏目漱石との出会い、関東大震災の被害による経営難、岩波文庫の発刊、岩波講座の刊行など、創業からおよそ二十年間に記された文章を収録する。

目次

  • 1 教師から本屋へ 一八九八‐一九二六年
  • 2 岩波文庫の誕生 一九二七‐三一年
  • 3 創業二〇年と岩波全書 一九三二‐三三年
  • 4 欧米視察旅行へ 一九三四‐三五年
巻冊次

2 ISBN 9784000270892

内容説明

七ヶ月半にわたる欧米視察旅行から戻った岩波茂雄は、「武力日本」に対して「文化日本」の理念を掲げ、以前にも増して出版事業に邁進する。日中戦争開戦の翌年には、軍国主義化する時局を憂いながら、岩波新書を創刊する。言論弾圧の風潮が強まり、学問の自由が脅かされる状況のなか、茂雄はどのような日々を過ごしていたのか。

目次

  • 1 科学の普及を目指して—一九三六‐三七年
  • 2 日中戦争と岩波新書—一九三八‐三九年
  • 3 「出版新体制」のなかで—一九四〇‐四一年
巻冊次

3 ISBN 9784000270908

内容説明

創業から三〇年を迎えた岩波書店は、戦況の悪化に伴う物資不足と言論統制のもとで、厳しい経営状況へと追い込まれる。一九四四年にはすべての雑誌が休刊となり、四五年半ば、その出版活動はほとんど休止状態となった。戦後の荒廃と混乱のなかで、敗戦を「天譴」と捉えた茂雄は、再出発にあたりどのような決意を抱いていたのか。

目次

  • 1 戦時体制下の出版人 一九四二‐四四年
  • 2 貴族院議員となる 一九四五年
  • 3 「文化の配達夫」 一九四六年
  • 4 年代不詳

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB23061286
  • ISBN
    • 9784000270885
    • 9784000270892
    • 9784000270908
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    3冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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