漱石と『資本論』
著者
書誌事項
漱石と『資本論』
(祥伝社新書, 496)
祥伝社, 2017.2
- タイトル別名
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漱石と資本論
- タイトル読み
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ソウセキ ト『シホンロン』
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注記
参考文献: p239-242
内容説明・目次
内容説明
漱石が「カール・マークスの所論のごときは…今日の世界にこの説の出づるは当然のこと」と述べた『資本論』。近代人・漱石が感じたこと、および『資本論』の価値は、現代に生きるわれわれにも古びていないことを示したのが本書である。この価値を理解するために、全3巻・17編・98章・131節から成る『資本論』を95ページでまとめた(第二章)。また、『資本論』やマルクシズムが日本でどのように受け入れられたかを明らかにしながら、漱石は社会主義に共鳴していたか—に迫る。
目次
- 第1章 漱石とマルクス(漱石の生い立ち;イギリス留学 ほか)
- 第2章 『資本論』大意・要約(第1巻 資本の生産過程;第2巻 資本の流通過程 ほか)
- 第3章 『資本論』受容とマルクシズム(初版は1000部;日本への上陸 ほか)
- 第4章 漱石と社会主義(『資本論』が難解である理由;なぜ漱石は理解できなかったのか ほか)
- 第5章 今も生きる『資本論』(ソ連崩壊後のマルクシズム;日本共産党の変化 ほか)
「BOOKデータベース」 より