長春五馬路
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長春五馬路
(講談社文芸文庫Wide, [きA1])
講談社, 2016.11
- タイトル読み
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チョウシュン ウーマロ
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注記
講談社文芸文庫(2006.4刊)の版面を拡大したワイド版
年譜: p250-256
著書目録: p257-259
叢書番号はジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
長春で敗戦後、木川正介は、毎日五馬路に出掛ける。知り合いの朝鮮人の配下となり、大道ボロ屋を開業して生きのびている。飄々として掴みどころなく、しかも強靱な怒りにささえられた庶民の反骨の心情は揺るがない。深い悲しみも恨みもすべて日常の底に沈めて、さりげなく悠然と生きる想像を絶する圧倒的現実。形象化した木山文学の真骨頂。著者最後の傑作中編小説。
「BOOKデータベース」 より