新渡戸稲造はなぜ『武士道』を書いたのか : 愛国心と国際心
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新渡戸稲造はなぜ『武士道』を書いたのか : 愛国心と国際心
(PHP新書, 1085)
PHP研究所, 2017.3
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新渡戸稲造はなぜ武士道を書いたのか : 愛国心と国際心
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ニトベ イナゾウ ワ ナゼ ブシドウ オ カイタ ノカ : アイコクシン ト コクサイシン
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主な参考文献: p358-363
Description and Table of Contents
Description
『武士道』は、狭い意味での武士道の解説書ではない。武士道論というよりは日本の道徳思想文化論である。新渡戸はこの本で、日本には宗教教育はないが武士道というものがあり、それが日本人の道徳の基礎となっていることを、広く世界に伝えようとした。その文章からは、新渡戸のある想いがひしひしと伝わってくる。それは、日本及び日本人に対するゆるぎない自信と誇りである。新渡戸こそは近代日本の稀にみる発信者であった。人一倍熱い愛国心を持って、世界と対等に渡り合った日本の発信者、新渡戸稲造の人生から『武士道』執筆の想いに迫る。
Table of Contents
- 第1章 「我、太平洋の橋とならん」
- 第2章 「日本には武士道という倫理道徳がある」
- 第3章 「排日運動はアメリカの建国理念に反する」
- 第4章 「東洋と西洋は互いに相手から学ぶ必要がある」
- 第5章 「日本の植民政策の原則は国の安全と原住民の利益重視」
- 第6章 新渡戸に学ぶグローバル思考
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