大隈重信 : 民意と統治の相克
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書誌事項
大隈重信 : 民意と統治の相克
(中公叢書)
中央公論新社, 2017.2
- タイトル読み
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オオクマ シゲノブ : ミンイ ト トウチ ノ ソウコク
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注記
年譜: p492-495
内容説明・目次
内容説明
数々の挫折を経験しつつも、政治的姿勢を変えながら、常に理想を追求した大隈重信の素顔を第一級史料から描く。また、「円」の導入をはじめ、鉄道、自動車、飛行機の発展やスポーツの振興に残した功績、私邸で専念した温室栽培や提唱した人生一二五歳説に纏わるユニークな逸話も紹介。自らを「歴史の大勢」の一部として位置づけ、近代日本の基盤の形成に貢献した巨人の足跡を辿る決定版評伝。
目次
- 第1章 近代西洋との遭遇—佐賀藩士・大隈八太郎
- 第2章 近代国家日本の設計—明治新政府での活動
- 第3章 「立憲の政は政党の政なり」—明治一四年の政変
- 第4章 漸進主義路線のゆくえ—立憲改進党結成から条約改正交渉まで
- 第5章 理念と権力のはざまで—初期議会期の政党指導
- 第6章 政党指導の混迷—第一次内閣以後の政党指導
- 第7章 日本の世界的使命—東西文明調和論と人生一二五歳説
- 第8章 世界大戦の風雲のなかで—第二次大隈内閣の施政
- 第9章 国民による政治と世界平和を求めて—晩年の大隈重信
「BOOKデータベース」 より