イブン・バットゥータと境域への旅 : 『大旅行記』をめぐる新研究

書誌事項

イブン・バットゥータと境域への旅 : 『大旅行記』をめぐる新研究

家島彦一著

名古屋大学出版会, 2017.2

タイトル別名

イブンバットゥータと境域への旅 : 大旅行記をめぐる新研究

タイトル読み

イブン バットゥータ ト キョウイキ エノ タビ : ダイリョコウキ オ メグル シンケンキュウ

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注記

イブン・バットゥータの旅の年譜: pxii-xiii

参考文献: 巻末p20-42

内容説明・目次

内容説明

中国、インド、北方ユーラシア、アフリカなど、イスラーム世界の海・陸の「境域」情報を伝える『大旅行記』は、まさに記録史料の宝庫と呼ぶにふさわしい。完訳を成し遂げた碩学による新たな到達点。

目次

  • 第1部 イブン・バットゥータ研究のために(イブン・バットゥータの生涯とその時代;『大旅行記』の構成と諸写本;『大旅行記』の研究と真偽性;紀行文学としてのメッカ巡礼記)
  • 第2部 海の境域への旅—イブン・バットゥータの見たインド洋海域世界(インド洋海域世界の隆盛と中国船;マラッカ海峡の港市国家スムトラ・パサイ王国;イブン・バットゥータのマルディヴ諸島訪問;東アフリカ・スワヒリ世界の形成とクルワー王国;アラビア海を結ぶ人の移動と交流)
  • 第3部 陸の境域への旅—ユーラシアとサハラ・スーダーン(アナトリア世界のトルコ・イスラーム化;境域としてのドナウ・デルタとバーバー・サルトゥーク伝承;ブルガール旅行はフィクションか;中央アジアとインドを結ぶヒンドゥー・クシュ越え交通ルート;サハラ砂漠を越えてのイスラーム・ネットワーク拡大)

「BOOKデータベース」 より

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