「世間」という観念の呪縛 : 同調を促すシステム
著者
書誌事項
「世間」という観念の呪縛 : 同調を促すシステム
ウインかもがわ , かもがわ出版 (発売), 2017.2
- タイトル別名
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世間という観念の呪縛
- タイトル読み
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セケン ト イウ カンネン ノ ジュバク : ドウチョウ オ ウナガス システム
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注記
参考文献: p294-299
内容説明・目次
内容説明
国家の圧力の下、メディアが誘導する「風向き」に追随する日本社会。戦後最大の岐路に立つ今こそ、求められる、ポピュリズムに対峙する民衆思想の興隆!
目次
- 第1章 日本人は何故「世間」に寄りかかるのか(「世間」という像が共有される過程;日本人と言語表現;言語表現と日本語の二重性(漢字文と平仮名文の共存);異文化編集(日本的習合)の様々—日本人はいかなる立場で異文化を吸収したのか;「世間」観念を規定する通俗的価値観;「世間」という観念が含意するもの—概念化の試み)
- 第2章 近世封建社会と「世間」—江戸幕府は如何なる仕組みの社会をつくったのか(元禄という時代—町人的「世間」の実相;元禄期における民衆思想の特徴;転換期の民衆思想—政治経済的背景)
- 第3章 近代社会の展開と「世間」(近代天皇制国家が受容(排斥)した価値;戦後社会を覆う「世間」感覚)
- 第4章 民衆思想の行方(新たな地平に向かって—「世間」を乗り越える確かな手ごたえ;現代に蘇る鎌倉新仏教の精神;「鍛錬と自己規律」が育んだ職人の技)
「BOOKデータベース」 より