花伝う花 : 世阿弥伝書の思想
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花伝う花 : 世阿弥伝書の思想
晃洋書房, 2017.1
- タイトル読み
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ハナ ツタウ ハナ : ゼアミ デンショ ノ シソウ
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注記
参考文献一覧: p137-139
内容説明・目次
内容説明
禅・儒・歌の思想が入り交じる中世に身を置いた世阿弥は、その教養を元に伝書を遺した。「初心を忘るべからず」「無心の感」「花」などの彼の言葉の奥底には、時代の中で抱えた伝えをめぐる葛藤が刻まれていた—伝書の精読から世阿弥の語りの深層に迫る。
目次
- 第1部 ことの起こりとしての思想史研究(「初心不可忘」の源;変容する「感」;偈を読み替える世阿弥—「花情」をどう読むか;『毛詩』を読み替える世阿弥—「正しき感」をめぐって)
- 第2部 問われたこととしての思想研究(能における「芸術」性の根源;世阿弥の禅語が捉えていたもの;世阿弥伝書の根本問題;見手が「感」ずるということ—謡曲“忠度”を例にして)
「BOOKデータベース」 より