邪馬台国時代のクニの都 : 吉野ヶ里遺跡

書誌事項

邪馬台国時代のクニの都 : 吉野ヶ里遺跡

七田忠昭著

(シリーズ「遺跡を学ぶ」, 115)

新泉社, 2017.3

タイトル別名

邪馬台国時代のクニの都吉野ヶ里遺跡

タイトル読み

ヤマタイコク ジダイ ノ クニ ノ ミヤコ : ヨシノガリ イセキ

注記

参考文献: p92

内容説明・目次

内容説明

大発見以来、卑弥呼の住んだ宮都かと話題になってきた吉野ヶ里遺跡。一時期の喧噪が終息したいま、あらためて集落の成立から拡大、終焉までの展開をくわしく追究し、「倭人伝」記事との対照、中国城郭の影響などの検討をとおして、邪馬台国時代のクニの都であると論じる。

目次

  • 第1章 吉野ヶ里遺跡の発掘(吉野ヶ里遺跡とは何か;吉野ヶ里研究の先人・七田忠志;ベールを脱いだ大遺跡)
  • 第2章 はじまりの集落(草分け的集団の集落;環壕集落の形成)
  • 第3章 佐賀平野の中核集落へ(二〇ヘクタール超の環壕集落;青銅器生産工房;甕棺墓列とその埋葬者;墳丘墓と首長層)
  • 第4章 クニの大規模集落へ(四〇ヘクタール超の大規模環壕集落;南内郭は有力者の居住域か;北内郭は祭祀空間か;高床倉庫群は交易の場か;墳墓と祭祀;豊富な出土品が語るもの)
  • 第5章 吉野ヶ里遺跡と邪馬台国(倭人伝と吉野ヶ里のクニ;中国文化の影響;巨大環壕集落の終焉;よみがえる吉野ヶ里)

「BOOKデータベース」 より

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