代替養育の社会学 : 施設養護から「脱家族化」を問う
著者
書誌事項
代替養育の社会学 : 施設養護から「脱家族化」を問う
晃洋書房, 2017.2
- タイトル別名
-
代替養育の社会学 : 施設養護から脱家族化を問う
- タイトル読み
-
ダイタイ ヨウイク ノ シャカイガク : シセツ ヨウゴ カラ ダツ カゾクカ オ トウ
大学図書館所蔵 全158件
この図書・雑誌をさがす
注記
文献: p163-175
内容説明・目次
内容説明
施設養護に真正面から取り組んだ初の家族社会学研究。「男女共同参画・少子化に関する研究活動の支援及びこれに関する顕彰事業」（公益社団法人程ヶ谷基金）最優秀賞論文掲載。施設養護をめぐる議論に潜む家族主義を批判するとともに、施設における集団性の下での養育をヒントに、子育ての脱家族化のあり方を論じる。結論部では、多元的なケア空間のモデルが示される。
目次
- 第１部 理論編—子育てをめぐる社会化言説と家庭化言説の併存（子育ての社会化論の問題構制—“支援”と“代替”をめぐって；家庭ロジックの支配性とその生成過程）
- 第２部 実証編—集団性の機能と退所をめぐる困難（施設養護のフィールド調査—児童自立支援施設Ｚに着目して；職員の集団性の効果；子どもの集団性の効果；退所をめぐる困難—家族再統合の諸相と自立規範の逆機能）
- 「住み込んでいること」の強み—小舎夫婦制施設でのインタビューから
- 結論と今後の課題
「BOOKデータベース」 より