反訓詁学 : 平安和歌史をもとめて
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反訓詁学 : 平安和歌史をもとめて
書肆心水, 2017.1
- タイトル読み
-
ハンクンコガク : ヘイアン ワカシ オ モトメテ
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内容説明・目次
内容説明
「平安和歌史」はこれまで存在していなかった—貫之から俊成女まで、歌の内在的読解から平安和歌史を構造的に呈示する初の試み。平安和歌を構造的に関係づける視点として桜の花をめぐる「貫之のカノン」を発見。初めて統一的な視点から描き出した平安和歌史の構造が、平安和歌史の真の主役は誰であるかを明るみに出す。
目次
- 平安和歌史概観
- 日本はいかにして中国から離脱したか
- 貫之と永遠
- 伊勢 怒涛と超出
- 復古歌人としての崇徳院
- 式子内親王 隣接の孤絶
- 須磨・明石 貫之から俊成女へ
- 俊成女 月
- 俊成女 桜と梅
- 俊成女 仏法と桜
- 出会わない眼差し
- 俊成女 昇華と超越
- 二つの建物と「忘れがたき節」
「BOOKデータベース」 より