古代飛鳥の都市構造
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古代飛鳥の都市構造
吉川弘文館, 2017.3
- タイトル読み
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コダイ アスカ ノ トシ コウゾウ
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参考・引用文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
大宝元年(701)正月、律令制度が完成して誕生した「日本国」。時の為政者である「天皇」はどのような政治判断をし、いかなる理念のもとに国家形成を行なっていたのか。最新の考古学成果をもとに飛鳥、近江、藤原京の成立過程を追究。7世紀の王宮の変遷や構造、官衙の成立、飛鳥地域の都市構造を解き明かし、律令国家の形成過程を展望する。
目次
- 1 7世紀における宮都の成立過程の研究(倭京の実像—飛鳥地域における京の成立過程;近江京域論の再検討—7世紀における近江南部地域の諸相;新益京造営試論—藤原宮・京の造営過程)
- 2 古代王宮の位置と構造の研究(飛鳥の諸宮とその展開—史料からみる王宮造営の画期;宮中枢部の成立過程—内裏・大極殿・朝堂院の成立;飛鳥浄御原宮の宮城—官衙配置の構造とその展開)
- 3 飛鳥地域における都市構造の研究(宅地空間の利用形態—掘立柱建物の統計的分析を通して;飛鳥地域の道路体系の復元—都市景観復元に向けての一試論;飛鳥の古代庭園—苑池空間の構造と性格;倭京の守り—飛鳥地域における防衛システム構想)
- 我が国における古代国家の形成過程—古代宮都の変遷からみた律令国家の形成
「BOOKデータベース」 より