がん検診を信じるな : 「早期発見・早期治療」のウソ
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がん検診を信じるな : 「早期発見・早期治療」のウソ
(宝島社新書, 472)
宝島社, 2017.3
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がん検診を信じるな : 早期発見早期治療のウソ
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ガン ケンシン オ シンジルナ : 「ソウキ ハッケン・ソウキ チリョウ」ノ ウソ
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参考文献: p213-218
Description and Table of Contents
Description
国、自治体、医師、がんになった有名人、そして多くのメディアが、こぞって「がん検診」を推奨し、がんの「早期発見・早期治療」を呼びかけている。しかし、がん検診を受ければ命が救われるという“常識”はまったくのデタラメだった—。昨年、世界五大医学雑誌のひとつ『BMJ』に、「がん検診を受けても寿命がのびる科学的根拠は一切ない」という論文が掲載された。それ以上に問題なのは、検診によって、命を奪わない病変を「がん」と過剰診断されてしまうため、無用な検査や治療による健康被害に遭う人が急増していることだ。国ぐるみの“医療洗脳”から脱するために、必読の一冊!
Table of Contents
- 第1章 がん検診で寿命がのびる証拠はない(米国発「がん検診は意味なし」論文の衝撃;がん検診による「不利益」とは? ほか)
- 第2章 がん検診が「がん患者」を増やしている(20年で患者が約7倍になった前立腺がん患者;PSA検診が「過剰診断」の温床 ほか)
- 第3章 「早期発見・早期治療」のウソ(早期発見しても死亡率は下がらない;がんには「多様性」がある ほか)
- 第4章 なぜ「早期発見」神話がはびこるのか(がん検診の「矛盾」を医師たちも知っている;年間約900億円の公費—がん検診の利権構造 ほか)
- 第5章 がん検診廃止論(がん検診から「がんリスク検診」へ;どんな人が「がん」になるリスクが高いのか ほか)
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