浜辺の文学史
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浜辺の文学史
三弥井書店, 2017.2
- タイトル読み
-
ハマベ ノ ブンガクシ
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注記
あとがきに「『海の文学史』全二巻(第二巻目は本巻『浜辺の文学史』)を刊行することができた。」との記述あり
内容説明・目次
内容説明
大国主命の国作り、光源氏と明石の君の恋、新田義貞と竜神、源義経の逃走を阻む浦、浮世絵が描く美保の松原etc.浜辺には人と人との出会いと別れ、生活や風俗、日常を切り抜いたドラマがある。
目次
- 浜辺の文学史
- 『万葉集』石見相聞歌
- 『古事記』国譲り神話における美保の埼
- 平安和歌と浜辺の景物
- 『伊勢物語』の浜辺
- 『源氏物語』住吉の浜
- 枕草子「浜は」「浦は」
- 『平家物語』の汀渚—敦盛最期の舞台
- 『太平記』稲村ヶ崎のコスモロジー
- 松帆の浦の風景
- 「鴨立沢」の風景
- 芭蕉・蕪村・一茶と浜辺の景物
- 西鶴と海—『日本永代蔵』巻一‐三「浪風静に神通丸」
- 『義経千本桜』碇知盛
- 海辺の森宗意軒—『慶安太平記』にみる由井正雪との出会い
- 歌川国貞が描く合巻の浜辺—京伝黄表紙との比較から
- 浜辺のイメージ—浮世絵に見る景観と伝承
- 伊豆半島と文学
- 小説に描かれた風景—安岡章太郎『海辺の光景』論
「BOOKデータベース」 より