イタリア・ファシズムを生きた思想家たち : クローチェと批判的継承者 I pensatori che hanno vissuto il fascismo in Italia : Croce e i suoi successori

書誌事項

イタリア・ファシズムを生きた思想家たち : クローチェと批判的継承者 = I pensatori che hanno vissuto il fascismo in Italia : Croce e i suoi successori

倉科岳志著

岩波書店, 2017.2

タイトル別名

イタリアファシズムを生きた思想家たち : クローチェと批判的継承者

タイトル読み

イタリア ・ ファシズム オ イキタ シソウカ タチ : クローチェ ト ヒハンテキ ケイショウシャ

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注記

主要参考文献一覧: 巻末p1-10

内容説明・目次

内容説明

20世紀に出現した怪物、ファシズム。発祥の地イタリアで、思想家クローチェと、その批判的継承者であるヴォルペ、グラムシ、デ・マルティーノらは、怪物の正体の解明と克服に挑む。近代の必然的帰結か、頽廃か。歴史を動かすのは誰か、「自由」の理念はいかに守られるのか。彼らの思想的格闘の軌跡を追う。

目次

  • 序章 ファシズム下の思想家たち
  • 第1章 ファシズム・イデオロギーの成立(一九二八‐三一年)
  • 第2章 ヴォルペ—中間層の歴史(一九二八‐四九年)
  • 第3章 晩年のクローチェ(一)—「詩」と「文学」(一九三三‐四一年)
  • 第4章 獄中期グラムシ(一)—従属階級の歴史へ(一九二九‐三二年)
  • 第5章 獄中期グラムシ(二)—従属階級の歴史へ(一九三二‐三五年)
  • 第6章 晩年のクローチェ(二)—「生命性」と「文明」(一九四一‐五二年)
  • 第7章 晩年のデ・マルティーノ—民俗学的歴史へ(一九四九‐六五年)
  • 終章 近代社会における自由と信仰—ファシズムをめぐって

「BOOKデータベース」 より

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