ドイツの「移民文学」 : 他者を演じる文学テクスト
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書誌事項
ドイツの「移民文学」 : 他者を演じる文学テクスト
彩流社, 2017.2
- タイトル別名
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ドイツの移民文学 : 他者を演じる文学テクスト
- タイトル読み
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ドイツ ノ イミン ブンガク : タシャ オ エンジル ブンガク テクスト
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注記
学位申請論文 (立教大学, 2012年度) に加筆を行い、まとめ直したもの
参考文献一覧: 巻末p59-83
内容説明・目次
内容説明
戦略としての他者性、獲得される普遍性。移民受入国ドイツにおいて「移民」=「他者」と刻印された者たちが、ホスト国の言語で書くことの意味とは?トルコ系作家の作品を中心に、彼/彼女らが育むドイツの「移民文学」、そして世界文学の行方を探る。
目次
- 序 名付けることのジレンマと可能性
- 第1章 「移民文学」—概念史と概念をめぐる議論
- 第2章 「他者」を名乗ること、「他者」という呼称から逃げること
- 第3章 メッセージとしての文学—行為遂行的言説としての文学
- 第4章 異言語の戦略的使用—エミネ・セヴギ・エヅダマ
- 第5章 エスノグラフィーと移民文化
- 第6章 「他者」を書くことと、「他者」が書くこと
- 結論 「他者」の物語を読むこと
「BOOKデータベース」 より