軍事史とは何か
著者
書誌事項
軍事史とは何か
原書房, 2017.3
- タイトル別名
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Was ist Militärgeschichte ?
- タイトル読み
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グンジシ トワ ナニカ
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注記
原著 (Ferdinand Schöningh, c2000) の翻訳
その他の訳者: 今井宏昌, 柳原伸洋, 伊藤智央, 小堤盾, 大井知範, 新谷卓, 齋藤正樹, 斉藤恵太, 鈴木健雄
内容説明・目次
内容説明
いかにして「軍事史」は成立し、意義を持つのか。歴史学、社会学、政治、作戦史、総力戦、ジェンダー…。第一線の研究者たちが「軍事史」をめぐるさまざまな観点を分析し、その存在と意義について問う論考集。
目次
- 拡大のなかにある軍事史—流行、解釈、構想
- 第1部 手段としての利用(学問と政治のあいだの軍事史;息の詰まるような場所での研究—東ドイツ時代の軍事史研究についてのコメント;冷静かつ客観的に—学術的軍事史に関する見解)
- 第2部 アプローチとテーマ領域(作戦史の目的とは何か;作戦史としての軍事史—ドイツとアメリカのパラダイム;軍事史と政治史;軍事史における政治の概念—若干の観察と提言;軍、戦争、社会—社会史における兵士と軍エリート;軍需産業と戦時経済—軍事史に経済史的な方法を用いることの効用と欠点について;機械化された軍隊—ある共生関係に関する方法論的考察;ディスクールと実践—文化史としての軍事史;戦争と軍隊のジェンダーについて—新たな議論に関する研究の見通しと考察)
- 第3部 展望(『戦争論』—現代軍事史についての諸考察;社会のなかの軍隊—近世における新しい軍事史の視点;総力戦争時代における全体史としての軍事史;ドイツにおける軍事史の展開に関する覚書;市場の権利を巡る争いと理論のマニ単—新たな軍事史を巡る諸々の論争に対するいくつかのコメント)
「BOOKデータベース」 より