「ヤミ市」文化論
著者
書誌事項
「ヤミ市」文化論
ひつじ書房, 2017.2
- タイトル別名
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Japanese popular culture and the postwar black markets
ヤミ市文化論
- タイトル読み
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「ヤミイチ」 ブンカロン
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内容説明・目次
内容説明
新聞、映画、文学、演劇、マンガ、カストリ雑誌、探偵小説、メロドラマ、消去される都市—“ヤミ市”を起点に広がった文化と表象を多角的に考察する。
目次
- 1 シンポジウム(戦後池袋の検証—ヤミ市から自由文化都市へ)
- 2 都市とメディア(都市としての闇市;民衆駅の誕生—国鉄駅舎の戦災復興と駅ビル開発;読売新聞による「新宿浄化」キャンペーン—ヤミ市解体へのエール)
- 3 ヤミ市の表象(敗戦後日本のヘテロトピア—映画の中のヤミ市をめぐって;小説テキストにおける闇市・闇屋の表象;石川淳「焼跡のイエス」から手塚治、梶原一騎、王金太「ReMember」—戦後マンガにおける闇市の表象分析)
- 4 風俗と表現(占領期東京の小劇場・軽演劇・ストリップ—秦豊吉と東郷青児の邂逅;占領期のカストリ雑誌における原爆の表象;昭和二〇年代の探偵小説—『宝石』の作家たちと新宿;映画『君の名は』(一九五三〜一九五四)論—戦後的メロドラマの通俗性と感傷性)
「BOOKデータベース」 より