潜在能力アプローチ : 倫理と経済
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書誌事項
潜在能力アプローチ : 倫理と経済
(一橋大学経済研究叢書, 64)
岩波書店, 2017.3
- タイトル別名
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潜在能力 (ケイパビリティ) アプローチ : 倫理と経済
- タイトル読み
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センザイ ノウリョク アプローチ : リンリ ト ケイザイ
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その他のタイトルはブックジャケットによる
参考文献: p221-239
内容説明・目次
内容説明
アマルティア・センが潜在能力(ケイパビリティ)アプローチを提唱してから三十余年。彼の「経済学と倫理学」の核心であるこのアプローチの経済学的定式化を試み、「自由の価値」の平等についての経済哲学的な考察を行う。潜在能力アプローチに関する基本書であり、その意義と可能性を追究し理論的展開を試みた研究書でもある。
目次
- 序章 目的と概要
- 第1章 厚生経済学と潜在能力アプローチ
- 第2章 潜在能力アプローチにおける特定と測定
- 第3章 潜在能力アプローチの経済分析—合理性・効率性
- 第4章 潜在能力アプローチの背景哲学—自律性・個人性・アイデンティティ
- 第5章 セン型社会的選択モデル—多様性・倫理的グループ・公共的討議
- 第6章 潜在能力アプローチの倫理—差異に基づく自由の平等規範
- 第7章 福祉国家の忘れもの—潜在能力アプローチの展望
- 終章—セン経済哲学の射程
「BOOKデータベース」 より