海と生きる作法 : 漁師から学ぶ災害観

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海と生きる作法 : 漁師から学ぶ災害観

川島秀一著

冨山房インターナショナル, 2017.3

タイトル読み

ウミ ト イキル サホウ : リョウシ カラ マナブ サイガイカン

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内容説明・目次

内容説明

三陸の漁師たちは海で生活してきたのではなく、海と生活してきた。今こそ、津波に何度も来襲された三陸沿岸に生き続けた漁師の、運命観、死生観、そして自然観に学ぶときではないか。「海と生きる」という意味を考える。

目次

  • 1 三陸の海から(三陸の海と信仰;三陸の歴史と津波—海と人のつながり;「東北」の過去から未来へ向けて—津波と三陸沿岸をめぐって;津波と生活文化の伝承;自然災害から回復する漁業集落の諸相—東日本大震災と三陸漁村;三陸大津波と漁業集落—山口弥一郎『津浪と村』を受け継ぐために)
  • 2 漁師の自然観・災害観(海の音の怪;津波と海の民俗;魚と海難者を祀ること;災害伝承と自然観)
  • 3 海の傍らで津波を伝える(津波石の伝承誌;津波碑から読む災害観—人々は津波をどのように捉えてきたのか;災害伝承と死者供養;津波伝承と減災)
  • 4 動き始めた海の生活(「情けのイナサ」を再び—仙台市若林区荒浜の漁業の再興;和船の復元と漁労の復興—閖上と歌津;海は一つの大きな生き物である)

「BOOKデータベース」 より

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