帝国・国民・言語 : 辺境という視点から
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書誌事項
帝国・国民・言語 : 辺境という視点から
三元社, 2017.3
- タイトル別名
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帝国国民言語 : 辺境という視点から
帝国・国民・言語 : 辺境の視点から
- タイトル読み
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テイコク・コクミン・ゲンゴ : ヘンキョウ ト イウ シテン カラ
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内容説明・目次
内容説明
帝国あるいは近代国家においても、その領域には複数の政治体やネイション(国民・民族)が暮らしており、複数の言語が話されていた。ましてそれぞれの辺境地域では、より錯綜した多言語状況が存在していた。統治する側は、そうした地域の多言語状況をどのように捉え、対応したのか。そしてそこに暮らす人々にどのような結果をもたらしたのかを、検証していく。
目次
- 帝国・国民・言語—辺境という視点から
- 第1部 帝国と言語(スペイン帝国における言語をめぐる政治—ネブリッハの夢と現実;なに語で授業を受けるのか?—ハプスブルク君主国の教育制度と辺境都市;アイルランド語の緩慢な死—中世から現代までの「長期持続」的観点から;第一次世界大戦前のドイツの国境地域、植民地と帝国日本—学校教育にかんする視察と報告を中心に)
- 第2部 国民国家の「辺境」と言語(アルザス・ユダヤ人の「同化」と言語—一九世紀前半の初等教育政策を例にして;ポーゼン州のドイツ語—歴史的地域の失われた言葉を考える;ドイツ人とポーランド人の狭間に生きた人々—マズール人の言語・宗教・民族的アイデンティティ)
- 第3部 前近代における文化移転と言語の形成(西欧における諸言語の形成と文化移転—ケルト諸語を中心に先史時代から中世初期まで)
- 言語をめぐる歴史研究—西欧近代の言語社会史
「BOOKデータベース」 より