返還交渉 : 沖縄・北方領土の「光と影」

書誌事項

返還交渉 : 沖縄・北方領土の「光と影」

東郷和彦著

(PHP新書, 1090)

PHP研究所, 2017.3

タイトル別名

返還交渉沖縄・北方領土の「光と影」

返還交渉 : 沖縄北方領土の光と影

タイトル読み

ヘンカン コウショウ : オキナワ ホッポウ リョウド ノ「ヒカリ ト カゲ」

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内容説明・目次

内容説明

沖縄復帰はなぜ実現し、北方領土交渉はなぜ難航しているのか。本書ではまず沖縄復帰までの道筋を、二人の人物によって読み解く。外務省アメリカ局長で「表の交渉」を務めた東郷文彦氏(著者の父)と、いわゆる「沖縄密約」交渉を行なった佐藤総理の密使、若泉敬氏である。二人には共通する思いとして「沖縄愛国心」と「醒めた現実主義」があった。北方領土交渉に携わった著者は、「北方領土愛国心」の余りの強さが、「醒めた現実主義」を曇らせていった過程を、痛惜の念を持って振り返る。二つの返還交渉に携わった人たちの思想と行動を、独自の視座から分析する一冊。

目次

  • 序章 沖縄返還交渉と北方領土交渉
  • 第1章 二元外交のはじまり—六七年佐藤・ジョンソン共同声明
  • 第2章 沖縄の核抜き返還—六九年佐藤・ニクソン共同声明
  • 第3章 二元外交の外交的評価
  • 第4章 若泉と東郷の思想
  • 第5章 ソ連時代の北方領土交渉
  • 第6章 ロシアとの北方領土交渉
  • 終章 正念場の北方領土交渉

「BOOKデータベース」 より

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