「工芸」と「美術」のあいだ : 明治中期の京都の産業美術
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「工芸」と「美術」のあいだ : 明治中期の京都の産業美術
晃洋書房, 2017.3
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工芸と美術のあいだ : 明治中期の京都の産業美術
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コウゲイ ト ビジュツ ノ アイダ : メイジ チュウキ ノ キョウト ノ サンギョウ ビジュツ
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Note
博士論文 (大阪大学, 2008年度提出) をもとに加筆修正したもの
主要参考文献: p203-207
Description and Table of Contents
Description
「美術工芸」とは何か!明治二〇年前後から明治三〇年まで。文化を担った「美術工芸」は、子々孫々まで変わることなく受け継がれるべく保護される。一方、産業を担った「工芸」は市場から消費者へ、大衆の手へとわたり、外からの刺激を受けながら変化していく。両者はともに日本伝来の手の技を核としながらも、異なる目的をもち、異なる価値基準をもつことによって、実態においても目に見えて違いが明らかになっていく。
Table of Contents
- 序 「美術工芸」と京都
- 第1章 「工芸」と「美術工芸」—博覧会と共進会における分類
- 第2章 「工芸」と「工業」—京都織物会社のこころみ
- 第3章 「装飾」と「美術工芸」—川島甚兵衞の室内装飾
- 第4章 「図案」と「工業」—岡倉天心「美術教育施設ニ付意見」をとおして
- 第5章 「図案家」と「図案」—京都図案会の活動と理念
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