守護所・戦国城下町の構造と社会 : 阿波国勝瑞
著者
書誌事項
守護所・戦国城下町の構造と社会 : 阿波国勝瑞
思文閣出版, 2017.2
- タイトル別名
-
守護所戦国城下町の構造と社会 : 阿波国勝瑞
- タイトル読み
-
シュゴショ センゴク ジョウカマチ ノ コウゾウ ト シャカイ : アワノクニ ショウズイ
大学図書館所蔵 件 / 全64件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
文献あり
内容説明・目次
内容説明
戦国時代、一〇〇年以上にわたり阿波国の中心地であった守護町「勝瑞」。阿波細川氏の拠点であり、その被官三好氏はこの地を基盤に京都で政界の覇権を争った。将軍候補や幕府管領も滞在し、ここから捲土重来をはかった。阿波国は、中世後期から近世にかけて、権力主体が変遷したにもかかわらず、ずっと一国単位で歴史が変遷する。その中心は勝瑞から徳島へ引きつがれた。これを「阿波モデル」として全国の城下町研究に提示する。ユニークな空間構造をもつ一六世紀の地方都市・勝瑞の姿を、考古学、歴史学、地理学など多様な視角から解き明かし、中世都市史研究を大きく前進させる一書。
目次
- 勝瑞研究と中世都市史
- 第1部 守護町勝瑞の構造(発掘調査から考える守護町勝瑞の範囲と構造;文献史料から考える守護町勝瑞;守護町勝瑞遺跡における寺院の立地とその存立基盤;室町・戦国期における勝瑞の立地と形態;勝瑞館の景観と権威空間としての意味;城郭史における勝瑞城館)
- 第2部 守護町勝瑞と戦国社会(勝瑞津と聖記寺の創建;歴史的景観復原から見る勝瑞とその周辺—鳴門市大麻地区の検討を中心に;勝瑞と修験道—戦国期阿波国における顕密仏教・寺院をめぐる一視点;勝瑞をとりまく村・町・モノ;戦国阿波の政治史から考える勝瑞;絵図資料からみた勝瑞)
- 守護町勝瑞と権力・地域構造—阿波モデルの構築
「BOOKデータベース」 より