行基と長屋王の時代 : 行基集団の水資源開発と地域総合整備事業

書誌事項

行基と長屋王の時代 : 行基集団の水資源開発と地域総合整備事業

尾田栄章著

現代企画室, 2017.1

タイトル読み

ギョウキ ト ナガヤオウ ノ ジダイ : ギョウキ シュウダン ノ ミズ シゲン カイハツ ト チイキ ソウゴウ セイビ ジギョウ

大学図書館所蔵 件 / 32

この図書・雑誌をさがす

注記

主要参考文献一覧: p387-390

内容説明・目次

内容説明

天平の名僧・行基と悲劇の宰相・長屋王の、「水」にまつわる意外な絆とは?「天平十三年記」に記録された行基集団の社会事業を、熟達の河川実務家が史料と現地の状況に即して詳細に読み解く。そこから浮かび上がってきたのは、従来の定説をはるかに超える行基による開墾事業のスケールの大きさと、律令国家創成期の政権内で繰り広げられた歴史の秘められたドラマだった。

目次

  • 「行基と長屋王」の時代
  • 第1部 行基集団の水資源開発事業(茨田堤と堀江—仁徳天皇の治水;行基と狭山池;『行基年譜』と「天平十三年記」;『年譜』「年代記」と四十九院;良田一百万町歩開墾計画と三世一身法;行基集団の事業と良田一百万町歩開墾計画・三世一身法;行基集団の事業(和泉の地);行基集団の事業(淀川中下流域の開墾);猪名野開発、本願は「給孤獨園」)
  • 第2部 行基と長屋王(僧尼令違反と行基集団;菅原寺;「菅原の地」、「佐紀の地」そして「佐保の地」;長屋王と行基集団;長屋王自尽;長屋王事変後の朝廷と行基集団)
  • 行基集団の事業の位置づけ—水関連事業の系譜

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ