科学者の網膜 : 身体をめぐる映像技術論:1880-1910

書誌事項

科学者の網膜 : 身体をめぐる映像技術論:1880-1910

増田展大著

(視覚文化叢書, 5)

青弓社, 2017.3

タイトル別名

La r[é]tine du savant

La rétine du savant

La retine du savant

科学者の網膜 : 身体をめぐる映像技術論1880-1910

タイトル読み

カガクシャ ノ モウマク : シンタイ オ メグル エイゾウ ギジュツロン:1880-1910

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注記

博士学位請求論文「身体の測定とその表象 : 19世紀末フランスにおける科学と映像技術」(神戸大学, 2013)に大幅な加筆・修正をくわえたもの

標題紙の仏語タイトル (誤植): La retine du savant

参考文献一覧: p307-323

内容説明・目次

内容説明

「写真から映画へ」という単線的な映像史からは忘却された、世紀転換期のフランスにおける科学者五人の実践—ポーズや歩き方を捉える連続写真、グラフ、型どり。名もなき人々の身体を把捉する映像技術と、感性を可視化した科学者の身ぶりを掘り起こす視覚文化論。

目次

  • 序章 身体と映像技術
  • 第1章 エドモン・デボネの身体鍛錬術—表層的なものとしてのポーズ
  • 第2章 ジョルジュ・ドゥメニーの歩き方—身ぶりを失うということ
  • 第3章 アルベール・ロンドの連続写真機—フォト/クロノグラフィの間隙
  • 第4章 アルフレッド・ビネのグラフ法—心理を可視化すること
  • 第5章 ポール・リシェの型どり—世紀転換期のヴァーチャリティ
  • 結語 身ぶりの機械

「BOOKデータベース」 より

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