日系ブラジル人芸術と「食人」の思想 : 創造と共生の軌跡を追う
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日系ブラジル人芸術と「食人」の思想 : 創造と共生の軌跡を追う
三元社, 2017.3
- タイトル別名
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日系ブラジル人芸術と食人の思想 : 創造と共生の軌跡を追う
- タイトル読み
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ニッケイ ブラジルジン ゲイジュツ ト 「ショクジン」 ノ シソウ : ソウゾウ ト キョウセイ ノ キセキ オ オウ
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注記
参考文献: p170-175
年表: 巻末p1-6
内容説明・目次
内容説明
ブラジル芸術を語る上で欠くことのできない日系人画家の存在。移民から百余年、日本ではあまり知られていない彼らの生と創造の有り様を、ブラジルという土壌に通底する「食人主義」概念—他者を食らう—に照らして辿る。日系コミュニティ内にとどまらず、ブラジル近代芸術の潮流をコンテクストに据えた、かつてない論考。オズワルド・デ・アンドラーデ『食人宣言』全文初訳掲載。
目次
- 第1章 戦後の日系人画家たち(日系人画家、大舞台へ;戦後ブラジルの日系人画家たちの潮流)
- 第2章 ブラジルの日系芸術家の歴史的・文化的背景(日本人移民と、日系人社会の文化形成;聖美会;藤田嗣治の訪伯)
- 第3章 二〇世紀ブラジル芸術の政治的背景と日系人画家たち—戦後を中心に(政治的変遷と芸術;ブラジルの幾何学的抽象とアンフォルメル;“場違いの思想”とブラジル・日本、そして日系人;日本人移民以外から持ち込まれた「日本」)
- 第4章 ブラジルという土壌(モデルニスモの誕生;通底概念「食人主義(アントロポファジスモ)」;日系人芸術と“食人”)
「BOOKデータベース」 より