カウンター・デモクラシー : 不信の時代の政治

書誌事項

カウンター・デモクラシー : 不信の時代の政治

ピエール・ロザンヴァロン [著] ; 嶋崎正樹訳

岩波書店, 2017.3

タイトル別名

La contre-démocratie : la politique à l'âge de la défiance

カウンターデモクラシー

タイトル読み

カウンター・デモクラシー : フシン ノ ジダイ ノ セイジ

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注記

原著 (Seuil, c2006) の翻訳

内容説明・目次

内容説明

なぜ政治は信用されないのか?いま多くの人々は、自分の言葉が政治に届いていないと感じている。階層や社会集団が崩れた現在、政党が社会を代表することはますます難しくなっているからだ。民主主義を担保するのは、選挙によって代表を送り込む「信任」と政治への監視・否定・審判という「不信」の二元性である。デモや集会、SNS、そしてメディアの機能など、代表制を補完し、支える「松葉杖」としての対抗民主主義を歴史的に論じた画期的著作。

目次

  • 序論 不信と民主主義
  • 第1章 監視の民主主義(監視、告発、評価;監視の当事者たち;歴史の糸;正当性をめぐる争い)
  • 第2章 阻止する主権(抵抗の権利から複合的主権へ;自己批判的な民主主義;否定的政治)
  • 第3章 判事としての民衆(歴史のための参照先;準・立法者;審判の優遇)
  • 第4章 不得策な民主主義(無力感と脱政治化の形象;ポピュリズムの誘惑;不得策な経済の教訓)
  • 結論 近代の混成体制

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB23359186
  • ISBN
    • 9784000611930
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vi, 323p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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