体制転換期ネパールにおける「包摂」の諸相 : 言説政治・社会実践・生活世界
著者
書誌事項
体制転換期ネパールにおける「包摂」の諸相 : 言説政治・社会実践・生活世界
(東洋文化研究所叢刊, 第31輯)(東京大学東洋文化研究所報告)
三元社, 2017.3
- タイトル別名
-
体制転換期ネパールにおける包摂の諸相 : 言説政治社会実践生活世界
- タイトル読み
-
タイセイ テンカンキ ネパール ニオケル 「ホウセツ」 ノ ショソウ : ゲンセツ セイジ・シャカイ ジッセン・セイカツ セカイ
大学図書館所蔵 全57件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
多民族・多言語・多宗教・多文化性を前提とした連邦民主共和制に向けた転換期のネパールを生きる人びとの歩み、その主張と実践がおりなす布置を「包摂」を梃子に明らかにすると同時に、「包摂」をめぐる現象を民族誌的状況(生活世界)の中に位置付け、「統合」から「包摂」へと転換した「民主化」のいまを描きだす。
目次
- 近現代ネパールにおける国家による人々の範疇化とその論理の変遷
- ネパールの「カースト/民族」人口と「母語」人口—国勢調査と時代
- 国家的変動への下からの接続—カドギのカースト表象の展開から
- ガンダルバをめぐる排除/包摂—楽師カースト・ガイネから出稼ぎ者ラフレへ
- ネパール先住民チェパン社会における「実利的民主化」と新たな分断—包摂型開発、キリスト教入信、商店経営参入の経験
- 何に包摂されるのか?—ポスト紛争期のネパールにおけるマデシとタルーの民族自治要求運動をめぐって
- そこに「女」はいたか—ネパール民主化の道程の一断面
- テーマ・コミュニティにおける「排除」の経験と「包摂」への取り組み—人身売買サバイバーの当事者団体を事例に
- ストリート・チルドレンの「包摂」とローカルな実践—ネパール、カトマンドゥの事例から
- 乱立する統括団体と非/合理的な参与—ネパールのプロテスタントの間で観察された団結に向けた取り組み
- 「包摂」の政治とチベット仏教の資源性—ヒマラヤ仏教徒の文化実践と社会運動をめぐって
- 移住労働が内包する社会的包摂
- 多重市民権をめぐる交渉と市民権の再構成
- 現代ブータンのデモクラシーにみる宗教と王権—一元的なアイデンティティへの排他的な帰属へ向けて
「BOOKデータベース」 より