エックハルト「と」ドイツ神秘思想の開基 : マイスター・ディートリッヒからマイスター・エックハルトへ

書誌事項

エックハルト「と」ドイツ神秘思想の開基 : マイスター・ディートリッヒからマイスター・エックハルトへ

長町裕司著

春秋社, 2017.2

タイトル別名

エックハルトとドイツ神秘思想の開基 : マイスターディートリッヒからマイスターエックハルトへ

タイトル読み

エックハルト 「ト」 ドイツ シンピ シソウ ノ カイキ : マイスター・ディートリッヒ カラ マイスター・エックハルト エ

内容説明・目次

内容説明

キリスト教思想史内部からの“突出せる非連続面”の一断面。日本の禅や西田哲学とも響きあうエックハルトの神秘思想。先蹤たるディートリッヒから説き起こし、ドイツ古典哲学を形成したフィヒテやシェリングやヘーゲルにも及んだ巨大な影響をもふまえ、また20世紀の哲学思索の巨頭ハイデガーとも対峙するエックハルトの、精神の危機に苦しむ現代にこそ重要性を増す「個の覚醒」の意義を明らかにする。

目次

  • 序の部 今日の思惟の境涯における“ドイツ神秘思想”の意義
  • 承前 知性的活動原理における、“神の像(imago)の在り処”の究明—ドイツ神秘思想成立の「理論的布石」としてマイスター・ディートリッヒ
  • 本編 エックハルト論攷(マイスター・エックハルトの言語理解に寄せて;マイスター・エックハルトの根本テーゼ“Esse est Deus”—その、聖書的かつ形而上学的基礎の開明へ向けての準備考察;普遍的神性の問題を巡っての、マイスター・エックハルトにおける宗教哲学的問題脈絡への諸断章)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB23376775
  • ISBN
    • 9784393323687
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    iv, 272, 3p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ