中世ヴェネツィアの家族と権力

書誌事項

中世ヴェネツィアの家族と権力

高田京比子著

京都大学学術出版会, 2017.2

タイトル別名

Famiglie e potere nella Venezia medievale

タイトル読み

チュウセイ ヴェネツィア ノ カゾク ト ケンリョク

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注記

「高田京比子」の「高」は「梯子高 (はしごだか) 」の置き換え

博士論文 (京都大学, 1997年提出) を核に、その後の研究を付け加えてまとめたもの

主要文献目録: p297-318

欧文要約: p287-295

内容説明・目次

内容説明

家族で読み解くイタリア都市国家の変遷。中世ヴェネツィアを舞台に、家族生活の息吹を史料から掘り起こし、家族に関わる実践・言説が、都市の制度・権力と絡み合いながら、より「国家的」なしくみを形成する過程を描く。

目次

  • 第1部 13世紀ヴェネツィアの家族生活(中世イタリア都市の家族史とヴェネツィア;家族生活の枠組み—都市条例とその社会的背景;家族生活の実態—ヴィアロ家の人々;家族生活の展開—サン・マルコ財務官と都市民の相続戦略)
  • 第2部 権力の変化と家・親族(13〜14世紀のイタリア諸都市の変化とヴェネツィア;親族と制度の相互作用—評議会・反乱・統治技法;家意識と貴族アイデンティティ—都市年代記付属の家リスト;家族生活と都市権力—家産のゆくえ)

「BOOKデータベース」 より

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