写生の物語
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写生の物語
(講談社文芸文庫, [よB8])
講談社, 2017.4
- タイトル読み
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シャセイ ノ モノガタリ
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注記
底本: 『写生の物語』(講談社, 2000年刊)
初出: 「短歌研究」1995年4-10月号, 1996年1-8月号, 1997年1-8,10-11月号
叢書番号はブックジャケットによる
年譜: p263-282
著者目録: p283-297
内容説明・目次
内容説明
敗戦後、あらゆる事象に切り込んできた詩人・批評家は若きころより和歌を味わいつづける読み手でもあった。古代歌謡、百人一首、新宗教開祖の教え、近代が必要とする写実や心理、風俗をとりこんだ表現、前衛短歌や俵万智など現代の歌人—作品にあらわれる時代や精神の変化を丁寧に追うことで和歌の現在、そして未来をも擁護する愛あふれる評論。
目次
- 起源以前のこと
- 明治は遠いか
- 遊びとしての『百人一首』
- 『神の仕事場』と『獻身』
- 短歌の新しい波
- 私家集
- 鴎・漱の短歌
- 『神の仕事場』の特性
- 明石海人の場合
- 「おふでさき」の世界
- 「おふでさき」の解体
- 賢治の短歌
- 中也と道造の短歌
- 法然歌
- 『草根集』の歌
- 江戸期の歌
- 短歌の現在
「BOOKデータベース」 より