日本国債の膨張と崩壊 : 日本の財政金融政策

書誌事項

日本国債の膨張と崩壊 : 日本の財政金融政策

代田純著

文眞堂, 2017.2

タイトル読み

ニホン コクサイ ノ ボウチョウ ト ホウカイ : ニホン ノ ザイセイ キンユウ セイサク

内容説明・目次

内容説明

主要先進国では、最も累積した日本の国債。日本の国債は、現在、3つのリスクに直面している。3つのリスクとは、国債市場における流動性の低下、国債先物市場における海外投資家のシェア上昇と売り越し、日銀トレードによる日銀の損失累積である。本書では、戦後の財政法制定まで遡り、日本国債が膨張した軌跡をあとづけ、国債崩壊のリスクを検討する。

目次

  • 第1章 日本型財政金融政策と国債
  • 第2章 我が国の法人税と課税所得—法人の7割は法人税未納
  • 第3章 個人所得税と所得格差の拡大—高所得層の所得税税率は10%
  • 第4章 国債膨張の軌跡と論理
  • 第5章 国債レポ市場と流動性の低下—崩壊の可能性(1)
  • 第6章 国債先物市場と海外投資家—崩壊の可能性(2)
  • 第7章 日銀トレードと日銀の損失—崩壊の可能性(3)
  • 第8章 超長期国債の借換発行増加と国債整理基金特別会計
  • 第9章 外国為替資金特別会計と政府短期証券

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
ページトップへ