沈黙の詩法 : メルロ=ポンティと表現の哲学

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沈黙の詩法 : メルロ=ポンティと表現の哲学

加國尚志著

晃洋書房, 2017.3

タイトル読み

チンモク ノ シホウ : メルロ ポンティ ト ヒョウゲン ノ テツガク

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内容説明・目次

内容説明

沈黙と区別もつかないかすかなひびき—表現の限界の内側から触れられる、表現の零度へ。「私が語る」/「ことばが語る」の境界水位。

目次

  • 第1章 沈黙の詩法—メルロ=ポンティにおける「沈黙」のモチーフ
  • 第2章 世界の肉—メルロ=ポンティとクロード・シモンについての小さな考察
  • 第3章 モンタージュ、同時性—メルロ=ポンティにおける不在のイマージュ論に向けて
  • 第4章 私はこの世ではとらえられない—クレーをめぐるメルロ=ポンティとハイデガー
  • 第5章 見えないもの、隠れたもの—後期メルロ=ポンティにおけるハイデガー読解をめぐって
  • 第6章 スクリーンとしての主観性—表象の可能性の条件としての身体
  • 第7章 彼に触れないこと、メルロ=ポンティ—デリダのメルロ=ポンティ読解をめぐって
  • 第8章 肉と渦動—存在の間パトス的な次元
  • 第9章 螺旋状の発達と相互内属—メルロ=ポンティにおける肉と生殖の問題
  • 第10章 「あいだ」の共有—生命の現象学と臨床哲学 メルロ=ポンティ、ヴァイツゼカー、木村敏
  • 第11章 沈黙と偶然—田辺元『マラルメ覚書』をめぐって

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB2346913X
  • ISBN
    • 9784771028012
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    ix, 237p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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