ブルデュー国家資本論

書誌事項

ブルデュー国家資本論

山本哲士 [著]

文化科学高等研究院出版局, 2017.3

タイトル別名

ブルデュー国家資本論 : 象徴資本/官僚界/国家思考

Bourdieu on the state : state capital, state act, symbolic power, symbolic capital

Pierre Bourdieu

国家資本論 : ブルデュー : 象徴資本官僚界国家思考

タイトル読み

ブルデュー コッカ シホンロン

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内容説明・目次

内容説明

『国家について』のブルデュー講義を徹底解読し、「王の家」から官僚制の出現を国家生成として把捉した歴史考証をふまえ、その基本理論から、国家アクト/国家資本の国家論を、政治資本・象徴権力の再考をもって開く。マルクス=レーニン主義的国家論を脱出した画期的な論述。山本国家論の第3弾。

目次

  • 1 ブルデュー理論の基礎界閾(実際行為理論の意味—“実践praxis”概念空間への批判;資本の理論:象徴資本から国家資本論へ—「利益」と諸資本の種差化と集約;国家貴族論と認識・認知諸構造の界;象徴権力・象徴暴力と象徴界—象徴資本の再布置)
  • 2 ブルデュー講義『国家について』の読みとり(ブルデュー国家論へ;王朝国家と官僚界:再生産様式の移行)
  • 3 新たな政治理論と国家理論へ(政治資本/政治界と諸闘争および権力界—「象徴支配」論への批判と生産的把捉への回路探索;国家資本と国家アクトの理論生産—「国家精神」論をふまえて)
  • 国家資本論へむけて—主語制様式への集中化

「BOOKデータベース」 より

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