ルネ・マグリット : 国家を背負わされた画家
著者
書誌事項
ルネ・マグリット : 国家を背負わされた画家
水声社, 2017.3
- タイトル別名
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René Magritte
ルネマグリット : 国家を背負わされた画家
- タイトル読み
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ルネ・マグリット : コッカ オ セオワサレタ ガカ
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注記
その他のタイトルはカバージャケットによる
博士論文「ベルギーの『象徴』としてのマグリット : 第二次世界大戦以降にルネ・マグリットとベルギー文化政策の関係についての考察」(京都大学, 2015年提出) を大幅に加筆・修正したもの
参考文献: p247-258
内容説明・目次
内容説明
シュルレアリスムを代表する画家は、現代美術や広告へ影響を与えながらも、詩と思考を絵画に求めて孤高に描き続けた、のだろうか?ベルギー王立航空会社の広告、王立施設の壁画、王立美術館の待遇、教育省主催の企画展…文化政策によって「ベルギー美術史」へと巻き込まれた、もう一人のマグリット!
目次
- 第1部 マグリット作品に表されているもの・表されていないもの—マグリット作品の造形的特徴(マグリット作品の持つイメージの力—「マグリットらしい」“赤いモデル”;思考のイメージ化—「マグリットらしくない」陽光に満ちたシュルレアリスム;マグリットの装飾芸術と広告;マグリット作品の地理的・時代的普遍性)
- 第2部 ベルギー美術史とマグリット—展覧会におけるマグリットの文脈(ベルギー美術の伝統を担うマグリット—「ベルギー美術の幻想性—ボスからマグリットまで」展マグリット解釈の現在性—ヤン・フートのマグリット解釈;アメリカ美術の前衛性を備えるマグリット—「ベルギーの美術:一九二〇‐一九六〇」展)
- 第3部 対外文化政策とマグリット—マグリットの公共事業作品の役割(パレ・デ・コングレの壁画“神秘のバリケード”;王立サベナ・ベルギー航空の広告“空の鳥”)
「BOOKデータベース」 より