「三国志」の世界孔明と仲達
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書誌事項
「三国志」の世界孔明と仲達
(新・人と歴史拡大版, 02)
清水書院, 2017.3
新訂版
- タイトル別名
-
「三国志」の世界
「三国志」の世界・孔明と仲達
三国志の世界孔明と仲達
- タイトル読み
-
「サンゴクシ」ノ セカイ コウメイ ト チュウタツ
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注記
年譜: p238-246
参考文献: p247-249
「人と歴史」シリーズの『「三国志」の世界』(1971年刊)、「清水新書」の『「三国志」の世界・孔明と仲達』(1984年刊)に加筆・修正を施して新訂版として復刊したもの
内容説明・目次
内容説明
『三国志演義』という虚構のプリズムを通してしか、われわれの前に像を結ばなかった諸葛孔明と司馬仲達、そして彼らの生きた三国の時代とははたして何か?約四〇〇年もの間、中国を支配した漢王朝が音をたてて崩壊する、まさにその時が三国時代の始まりであった。それは単に、一つの王朝が倒れただけではなかった。古代統一国家が崩壊したのである。統一から分裂へ、これがこの時代を流れるキーワードであった。政治だけにとどまらず、思想・文学・芸術…本書は、孔明と仲達を軸に分裂の時代「三国志」の世界を明らかにするものである。
目次
- 1 臥竜(三人の英雄;曹操、頭角をあらわす;三顧の礼)
- 2 荊州より益州へ(曹操の荊州占領;赤壁の戦い;劉備の益州占領;劉備、荊州を失う)
- 3 孔明、丞相となる(魏の建国と劉備の死;西南夷と魏の動向)
- 4 大業ならず(出師の表;北征三たび成功せず)
- 5 孔明の死と仲達の栄達(五丈原;実力者、仲達;浮華の徒;クーデタ;むすび)
「BOOKデータベース」 より