音韻研究の新展開 : 窪薗晴夫教授還暦記念論文集

著者
書誌事項

音韻研究の新展開 : 窪薗晴夫教授還暦記念論文集

田中真一 [ほか] 編

開拓社, 2017.3

タイトル読み

オンイン ケンキュウ ノ シンテンカイ : クボゾノ ハルオ キョウジュ カンレキ キネン ロンブンシュウ

電子リソースにアクセスする 全1
注記

窪薗晴夫の肖像あり

その他の編者: ピンテール=ガーボル, 小川晋史, 儀利古幹雄, 竹安大

窪薗晴夫教授履歴・業績: pxix-xxix

参考文献: 各論末

収録内容
  • Ancient Greek pitch accent : anti-lapse and tonal antepenultimacy / Junko Ito and Armin Mester [執筆]
  • Rendaku following a moraic nasal / Timothy J.Vance [執筆]
  • Containment eradicates opacity and revives OT in parallel : some consequences of Turbid optimality Theory / Shin-ichi Tanaka, Clemens Poppe, and Daiki Hashimoto [執筆]
  • 三重県志摩和具方言における前鼻子音 / 高山知明 [執筆]
  • 日本語の名詞形成接尾辞「‐さ」と「‐み」について / 太田聡 [執筆]
  • Motorolaは、混成か接尾辞付加か / 本間猛 [執筆]
  • キラキラネームは音韻的にキラキラしているのか? : 名前と一般語の頻度分布比較による予備的考察 / 北原真冬 [執筆]
  • 英語の形容詞の比較級の語形とフット構造について / 山本武史 [執筆]
  • ピッチ・アクセント言語に於ける無アクセントとは / 吉田優子 [執筆]
  • 日本語複合動詞のアクセント特性について / 田端敏幸 [執筆]
  • ナガラ節における音調の形成と変異 / 那須昭夫 [執筆]
  • 疑似形態素境界が複数挿入される可能性について / 小川普史・儀利古幹雄 [執筆]
  • "Good infant-directed words" do not sound like "Good Japanese words." / Reiko Mazuka, Akiko Hayashi and Tadahisa Kondo [執筆]
  • 言語共通の音韻発達遅滞評価をめぐって / 上田功 [執筆]
  • 日本語分節音の音韻要素表現とその内部構造 / 松井理直 [執筆]
  • 語末F0上昇が母音の長短判断に及ぼす影響 : Takiguchi et al.(2010)の再検証 / 竹安大 [執筆]
  • アクセント型と位置の視点から見る長母音の知覚 / 薛晋陽 [執筆]
  • What neural measures reveal about foreign language learning of Japanese vowel length contrasts with hand gestures / Spencer D. Kelly and Yukari Hirata [執筆]
  • Effects of pitch height on L2 learners' identification of Japanese phonological vowel length / Izumi Takiguchi [執筆]
  • 学習者の作文エラーに見る日本語のリズム / 権延姝 [執筆]
  • 英語及び仏語由来の借用語における促音分布 / 竹村亜希子 [執筆]
  • パドヴァとヴェローナの韻律構造 : イタリア語由来の借用語における音節量・強勢の受入と音韻構造 / 田中真一 [執筆]
内容説明・目次

内容説明

本書は、日本言語学会会長で国立国語研究所副所長(ともに2017年3月現在)の窪薗晴夫教授の還暦を記念して編纂された論文集である。音韻論・音声学の第一線で活躍する研究者および教え子による論考が収録されている。音声・音韻研究の主要なテーマ(知覚・生成、音韻理論、語形成、方言音声、言語獲得・習得、借用語音韻論等)を幅広く網羅し、内容・構成ともに充実した研究書となっている。

目次

  • 1 音韻理論と音韻現象(Ancient Greek Pitch Accent:Anti‐Lapse and Tonal Antepenultimacy;Rendaku Following a Moraic Nasal ほか)
  • 2 語形成と音韻現象(日本語の名詞形成接尾辞「‐さ」と「‐み」について;Motorolaは、混成か接尾辞付加か ほか)
  • 3 日本語アクセントと形態論(ピッチ・アクセント言語に於ける無アクセントとは;日本語複合動詞のアクセント特性について ほか)
  • 4 音声知覚・生成とL1獲得(“Good Infant‐directed Words”Do Not Sound like“Good Japanese Words.”;言語共通の音韻発達遅滞評価をめぐって ほか)
  • 5 借用語音韻論とL2習得・知覚(What Neural Measures Reveal about Foreign Language Learning of Japanese Vowel Length Contrasts with Hand Gestures;Effects of Pitch Height on L2 Learners’ Identification of Japanese Phonological Vowel Length ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB23497474
  • ISBN
    • 9784758922371
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpneng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xxxiv, 364p, 図版 [1] 枚
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ