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国益から見たロシア入門 : 知られざる親日大国はアジアをめざす

藤和彦著

(PHP新書, 1092)

PHP研究所, 2017.4

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コクエキ カラ ミタ ロシア ニュウモン : シラレザル シンニチ タイコク ワ アジア オ メザス

Available at  / 35 libraries

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参考文献: 巻末

Description and Table of Contents

Description

国際情勢が激動するなかで、ロシアは日本にとって信頼できるパートナーになり得ると著者はいう。多くの日本人が誤解しているが、ロシアにおける日本の好感度は非常に高く、神道に親近感を覚えるロシア人が多いなど、似通った国民性を持ち合わせている。日露の長きにわたる歴史を丁寧に辿り、現在の日露関係がどのように形成されたのかをひもといた上で、ロシアの等身大の姿を明らかにし、パイプラインを用いたエネルギー政策や、領土問題におけるソフトボーダーの導入など、両国にとって最適解となる道を独自の視点から分析する。日本人のロシア観を大きく覆す、ロシア入門書の決定版。

Table of Contents

  • 第1章 親日国家ロシア(実は日本人が大好きなロシア人;神道に愛着を持つロシア人 ほか)
  • 第2章 日露の歴史を振り返る(江戸期の日露交流;樺太千島交換条約の締結 ほか)
  • 第3章 プーチンの実像—「脱欧入亜」を目指す人たらしの指導者(プーチンがスパイを志望した理由;大統領に至るプロセス ほか)
  • 第4章 現実味を帯びてきた、天然ガスパイプライン計画(エネルギーを中東に依存したままでよいのか;「世界の警察官」の役割を放棄する米国 ほか)
  • 終章 これからの日露関係(共同経済活動の意義;政府首脳のリーダーシップ ほか)

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