古典の細道
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古典の細道
(講談社文芸文庫Wide, [しA1])
講談社, 2017.4
- タイトル読み
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コテン ノ ホソミチ
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注記
講談社文芸文庫(1994.11刊)の版面を拡大したワイド版
年譜: p230-240
著書目録: p241-243
叢書番号はジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
記紀の記述の相違から倭建命に深くかかわる精神、能「大原御幸」の演者の一瞬の間に隠れた真実を感得する魂。芸術・文学に造詣深い著者が、誘われるごとく、業平、小町、世阿弥、蝉丸、継体天皇、惟喬親王等、十二人の縁りの地を訪ね歩き、正史に載らぬもう一つの姿を鮮やかに描き出す。伝承・伝説を語り継いだ名のない人々“語り部”、その心に共鳴し、慈しむ、自洲正子の独創的古典へのエッセイ。
目次
- 白鳥の歌—倭建命
- 昔男ありけり—在原業平
- 夢に生きる女—小野小町
- 大原御幸—建礼門院
- 補陀落渡海—平維盛
- 西国巡礼の祖—花山院
- 旅の芸術家—世阿弥
- 琵琶の名手—蝉丸
- 花がたみ—継体天皇
- うわなりうち—磐之媛皇后
- 木地屋の祖神—惟喬親王
- 忍—東福門院
「BOOKデータベース」 より