断片化する螺旋 : ホーフマンスタールの文学における中心と「中心点」

書誌事項

断片化する螺旋 : ホーフマンスタールの文学における中心と「中心点」

小野間亮子著

鳥影社, 2017.2

タイトル別名

断片化する螺旋 : ホーフマンスタールの文学における中心と中心点

タイトル読み

ダンペンカ スル ラセン : ホーフマンスタール ノ ブンガク ニオケル チュウシン ト「チュウシンテン」

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注記

参考文献: 巻末pi-ix

博士論文 (東京大学, 2013年提出) を改稿したもの

内容説明・目次

内容説明

ウィーン世紀末文化を代表する一人とされる、作家で詩人のホーフマンスタール。『影のない女』『アンドレーアス』『ナクソス島のアリアドネ』『新しい小説』等を取り上げ、作品内部に現れる相反する要素の相互作用がひきおこすダイナミズムを明らかにし、その見えない中心点を追う、画期的論考。

目次

  • 第1章 円環—名指されえぬ中心(アラベスク;二つのメールヒェン)
  • 第2章 螺旋—崩れゆく円(ホーフマンスタールにおけるフラグメントとは何か;研究史)
  • 2 「中心点」(円から螺旋へ;アンドレーアス)
  • 第3章 閉じない社交—点と図形(アフォリズム;精神的空間)
  • 第4章 新しい神話—絶えざる移行(オペラ・セリアとオペラ・ブッファ;変身)
  • 第5章 新しい小説—統合の試みと断片化(ロマーン;断片化の過程として)

「BOOKデータベース」 より

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