天皇制と被差別民 : 両極のタブー
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書誌事項
天皇制と被差別民 : 両極のタブー
(沖浦和光著作集 / 沖浦和光著, 第6巻)
現代書館, 2017.4
- タイトル読み
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テンノウセイ ト ヒサベツミン : リョウキョク ノ タブー
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注記
参考文献: p280
沖浦和光年譜: p401-412
収録内容
- 部落差別の深層
- 部落史の論点
- アジアの身分制と差別
- 先住民差別の深層
内容説明・目次
内容説明
部落差別、先住民差別などをアジア的視点から、天皇制を対局に置き究明する。沖浦学に通底する基本的思想の不朽の論集!!
目次
- 1 部落差別の深層(天皇と賎民—両極のタブー;ケガレとは何か—原論的考察;鎮護国家仏教の“貴・賤”観—インドのカースト制と日本の密教;斃牛馬処理と触穢思想;食肉の歴史(殺生禁断令))
- 2 部落史の論点(部落起源論争をめぐって;近世賎民制の形成期と確立期;最近の部落史論争の問題点;熊野における大逆事件と被差別部落)
- 3 アジアの身分制と差別(アジアの身分制成立史の比較研究—日本の賎民差別とアジアの身分制;東西文化交流史におけるF・ザビエル—人類史の大転換期にあって、改めて宗教の意義を問う)
- 4 先住民差別の深層(近代史における「先住民」問題—その歴史と文化をめぐって;日本列島の先住民・土蜘蛛—その伝承の地を歩く)
「BOOKデータベース」 より