元典章が語ること : 元代法令集の諸相
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書誌事項
元典章が語ること : 元代法令集の諸相
大阪大学出版会, 2017.3
- タイトル別名
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『元典章』が語ること : 元代法令集の諸相
- タイトル読み
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ゲンテンショウ ガ カタル コト : ゲンダイ ホウレイシュウ ノ ショソウ
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注記
その他の著者: 伊藤一馬, 高橋文治, 谷口高志, 藤原祐子, 山本明志
引用文書資料表: 巻末p11-14
内容説明・目次
内容説明
モンゴルがもたらした衝撃、したたかに生きた人びと。政権と地域をつなぐことばが語る知られざる帝国のすがた。ニセ薬禁止、ヒツジの税金、仏教、ムスリム…広大な領土を治めるための法令集を読み解く。
目次
- 第1部 異形のことばたち(律令と典章—『元典章』はいかに編まれたか;カアンのことばが翻訳されるまで—盗賊が投降した際の使用人たちを良人とすること;地方行政を仲介する文書たち—賭博に関する賞金のこと)
- 第2部 政権と仲介者(モンケの聖旨をめぐって—屠殺、狩猟、及び刑罰を禁じる日;カアンとムスリム—回回が喉を掻き切って羊を屠殺し、割礼をすることを禁じる;ヒツジを消費する人たち—羊・馬・牛を抜き取る決まり;宣徽院の人びと—ニセの薬を販売することを禁じる)
- 第3部 地域と交易(戸籍と“本俗”—弟・妹を兄は他家に養子に出してはならない;身売りと火事と駆け落ちと—借金の形に身売りする場合は、一年限りの契約書を作ること;江南の顔役—職名をもたない位階官が役所を牛耳ること;モンゴルのひとたちを売りさばく—人などを海外に輸出することを禁じる)
「BOOKデータベース」 より