親鸞「四つの謎」を解く
著者
書誌事項
親鸞「四つの謎」を解く
(新潮文庫, 10703,
新潮社, 2017.5
- タイトル別名
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親鸞四つの謎を解く
- タイトル読み
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シンラン ヨッツ ノ ナゾ オ トク
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注記
主要参考文献、取材協力: p364-365
親鸞に関する略年譜: p[366]-[367]
内容説明・目次
内容説明
『歎異抄』を旧制中学時代から愛読し、長い間、親鸞に関心を持ち続けてきた著者が、それまで答えが見出せなかった根本的な謎に迫る!なぜ出家したのか?法然門下に入ったのはなぜか?タブーを破り妻帯した理由、悪の自覚に関する疑問…大きな四つの謎を解くため、今まで見捨てられていた「異端の書」の中の伝承に着目し、これまでにない聖人理解に結びつけた梅原日本学の新境地!
目次
- 序章 親鸞にまつわる積年の「四つの謎」
- 第1章 謎を解き明かす鍵、『親鸞聖人正明伝』
- 第2章 『正明伝』の痕跡を求めて—京都・常楽寺、三重・専修寺へ
- 第3章 もう一つの鍵、そして「第一の謎」への挑戦
- 第4章 「名利の衣」を脱ぎ捨てた理由「第二の謎」
- 第5章 僧の結婚が意味するもの「第三の謎」
- 第6章 親鸞の妻、玉日の足跡を求めて
- 第7章 結婚後、『正明伝』に描かれた東国時代
- 第8章 『教行信証』に描かれた悪の自覚と「二種廻向」
「BOOKデータベース」 より