音の記憶 : 技術と心をつなげる

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音の記憶 : 技術と心をつなげる

小川理子著

文藝春秋, 2017.2

Other Title

Oto no kioku

Title Transcription

オト ノ キオク : ギジュツ ト ココロ オ ツナゲル

Available at  / 26 libraries

Note

記述は2017年3月第2刷による

Description and Table of Contents

Description

かつて松下電器にはソニーに匹敵する自由なる研究所があった。1986年に入社した私は、その音響研究所に配属され栄光のブランド「テクニクス」の様々な発展形の技術・商品を開発する。人には大切な「音の記憶」がある。その感情を技術が喚起する。そんな商品をめざし、うちこんだ青春の日々は、8年目でプロジェクト解散、配置転換で雲散霧消したかに見えた。失意の中で始めたジャズ・ピアノで世界的な評価を受ける。「君はパナソニックのトップにはなれないが、プロとしては成功する」そうアメリカのプロデューサーに言われ、心は揺れるが…。日本の会社で働く全ての女性に贈る働くこと、愛すること、継続すること。

Table of Contents

  • 音の記憶
  • 全ての生き物にはリズムがある
  • 就職まで
  • 自由なる研究所
  • 汐留の輝ける青春
  • 失意のプロジェクト解散
  • オール・ユー・ニード・イズ・ジャズ
  • 二足のわらじ
  • 愛こそ全て It’s All About Love
  • 松下幸之助が教えてくれたこと
  • テクニクス復活プロジェクトに懸ける
  • ベルリンでの復活宣言
  • 幻のターンテーブルSL−1200
  • 女性が欲しくなる「オーディオ」で未来を拓く
  • 若い人へのレッスン

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