架空の国に起きる不思議な戦争 : 戦場の傷とともに生きる兵士たち
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架空の国に起きる不思議な戦争 : 戦場の傷とともに生きる兵士たち
開文社出版, 2017.3
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カクウ ノ クニ ニ オキル フシギナ センソウ : センジョウ ノ キズ ト トモニ イキル ヘイシ タチ
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Description and Table of Contents
Table of Contents
- 第１部 架空の国に起きる不思議な戦争（奇怪な内乱の起きる不思議な国—コンラッド『ノストローモ』にみる祖国喪失者たちの抱く幻想；変奏されるアイルランド史—ロディ・ドイル『ヘンリーと呼ばれた星』における戦争と歴史；戦場のクーフリン—Ｗ．Ｂ．イェイツの劇作品『バーリャの浜辺にて』に見る叙事詩英雄の戦い）
- 第２部 未来の戦争を予言する作家たち（若き炭鉱王を脅かす見えない戦争の影—Ｄ．Ｈ．ロレンス『恋する女たち』と愛国の叫び声；戦争映画の中の「音楽」と「兵士」たち—デイヴィッド・リーン監督の『戦場にかける橋』を観る；核時代の到来を予言した作家—Ｈ．Ｇ．ウェルズ『解放された世界』からヒロシマへ）
- 第３部 戦争の傷跡とともに生きる（戦場で心の傷を負う兵士たちの「それから」—パット・バーカー『再生』を読み解く；自然と向き合う人間に見えるもの—農と食の未来と平和を思う；ある現代美術家の告白—戦争の傷跡から信ずべき「何か」を求めて）
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